プラモデルを作るとき、当たり前ですが、
最初に説明書を読みますよね?
それで、手順を決めながら作っていかないと
形にならないですよね。
家づくりも同じで、
どんな家づくりをしたいか?を
最初におおよそ決めて
次にどんな順番で進めていくかを
考える必要があります。
でも、家づくりを進めている方や、
これから進めようとしている方に
お話を聞くと、どんな順番で、何から手をつけていいかわからない?
という方や、すでに正しい手順の逆から進めてしまっている場合もあります。
料理なんかでも同じですが、使う材料は同じでも、
調理の手順によって美味しかったり、まずかったりしますよね。
家づくりも同じで、手を付ける順番によって、
いい家になったり、失敗した家になったりします。
そんな、家づくりですが危険な進め方をしている方が
結構いるので、今日は簡単に家づくりの順番についてお伝えします。
土地を新たに購入して建てる場合は全部で5ステップになります。
<ステップ1>
「根拠のある安全予算を把握する」
家づくりの予算を決めるって
額が大きいので結構難しいと思います。
ほとんどの方が、
お住いのアパートの家賃などを参考にして、
「月々○○万円くらいなら払っていけそうだね」
なんとなくで決めてしまっています。
ここで言う「根拠のある安全予算」とは
月々いくら払えるか?ではなく、
一生涯の中で、家づくりにいくらまでなら
かけていいのか、その上限を知る、ということです。
例えば、
安全に暮らしていける範囲で、
家づくりにかけられる上限が
4000万円だったとします。
それがわかれば、
「うちは家づくりに3000万円かける」
でも、
「うちは3500万円にする」でもいいわけです。
じゃあどうやったら
安全予算を出せるの?
という疑問が湧いてくると思いますが、
長くなるので、
また別の機会にお伝えします。
まずは、最初に「根拠を持った安全予算を把握する」
と覚えてください。
<ステップ2>
「諸費用を計算する」
家づくりには諸費用や諸経費と言われるものがかかります。
簡単に言うと
「土地代」と「建物代」以外の費用のことです。
各種登記費用や
住宅ローン関係の手数料
引っ越し費用などなどです。
土地代や建物代は贅沢すればどんどん高くなりますし、
我慢すれば節約することもできます。
でも諸費用は
税金や手数料などなので、
あまり節約することができません。
項目数も30項目近くあるので、
ちゃんと把握していないと、
家づくりの途中で予算が足りなくなってきます。
実際にそういう方もいて、
足りなくなってしまった場合は、
貯金を使ってしまったりしてます。
具体的にどんな費用があるかは
項目数が多いので、
また別の機会にまとめてお伝えしますね。
長くなりましたので、
ステップ3、4、5は
次回にお伝えします。
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