自然素材をおススメする理由

天然木を使った家づくり

適度な弾力や風合いの良さや香り、その質感とともに保湿効果もある天然のムク材。
使い込むほどに本物の木だけが見せる味わい。
時間が経てば経つほど美しく、ゆっくりと色目に深みが増し、ピッタリと肌に馴染む手触りになります。
室内が乾燥すれば水分を吐き出し、湿度が高い時には水分を吸収してくれる調湿機能を持っている天然木は、季節によって反(そ)ったり、少し隙間ができたり、床鳴りもすることがありますが、これは木が呼吸し、生きている証拠。
自然の中で生きてきた天然木だからこそ、“人に調和する”様々な効果も存在するのです。

天然木が人に与える効果には、
・不均一な木目が癒しを生む「ゆらぎ効果」
・木が空気中に発散する『フィトンチッド』という香り成分による「リラックス効果」などがあります。
さらに『フィトンチッド』の効果をひも解くと、防カビ・防菌・防虫効果の他、空気を浄化・消臭する働きなども存在します。天然木は自然と人を調和させる最高の材料なのです。

天然木が持つ「フィトンチッド」の効果とは?

消臭効果

排泄物臭、生ゴミ臭、タバコ臭、汚水臭などを除去します。フィトンチッドが空気中のにおい物質と接触して消臭反応を起こし、無臭の安定物質に変化させます。

アルファ波効果

森の中で深呼吸すると気分が落ち着き、さわやかさを感じます。これは森林浴効果と呼ばれているもので、森林の樹液が放出しているフィトンチッドが、脳のアルファ波(α波)を増加させるからです。
アルファ波(α波)には、気分を落ち着かせるリラックス効果や集中力のアップ、想像力(カンやひらめき)が発揮されやすいなどの効果があります。

脳 波 周 波 数 心 身 状 態
ガンマ(γ)波 30ヘルツ 不安・興奮・イライラ
ベータ(β)波 13~30ヘルツ テキパキ物事を処理している時・緊張(人間が目覚めている時の通常の状態)
アルファ(α)波 7~13ヘルツ リラックス・瞑想・集中没頭・カン・ひらめき・リフレッシュ
シータ(θ)波 4~7ヘルツ 疲労・うたた寝・ぼんやり・睡眠
デルタ(δ)波 0.5~4ヘルツ こん睡・熟睡

防カビ・防菌・防虫効果

多湿な日本では、カビなどの建物への影響を抑えるために、昔から木材が建材として使われてきました。また、防虫効果が大きいことから、ヒノキなど木材のたんすが古くから愛用されてきました。
さらに、細菌の増殖を防ぐために、お寿司屋さんや居酒屋さんのカウンターには木材を使用してます。

カビや細菌の増殖を抑える働き、食品への防腐・殺菌、家ダニへの防虫効果など、これらはフィトンチッドによるもので、日本ではその存在自体が知られていない昔から、その力が利用されてきました。

有害物質(ホルムアルデヒドなど)の低減効果

消臭だけでなく、フィトンチッドには優れたアメニティ効果があります。防カビ・防菌のほかに、オゾンや排出ガスなどの有害物質を低減させます。また、シックハウス症候群の原因ともいわれる、ホルムアルデヒドなどの室内汚染物質も中和してくれます。

このように、「フィトンチッド」の効果だけを見ても、たくさんの癒し効果を持っているのが天然の無垢材です。
合板のフロアや建具からすると、やはり高価なものですが、それだけの価値はあります。

その他の木材のメリット

  • 断熱性に優れ、冬でも裸足で立っていられます。
  • 調湿性に優れ、夏でも床がベトベトしません。(木材の呼吸を妨げないように自然素材専用の塗料を使うことで発揮されます)
  • 耐久性に優れ、傷を味だと捉えてもらえれば、何十年も何百年も長持ちする材料です。
  • 足や膝に負担が少なく、アトピーやアレルギーの心配も少なくなります。
  • 子供の身体や精神面にとって、とてもいい環境です。

また、無垢材は日頃のお手入れが大変だと思っている方も多いようですが、実際に住まわれているお客様にお話を伺ってみると、
「確かに多少気を遣うこともあるけれど、さほど問題はなく、万が一傷がついてしまっても、味になるのでほとんど気になりません。それより素材の持つやさしさや落ち着きを毎日実感して、癒されます」
という意見を、たくさんのご家族からいただいております。本当にありがたいことです。
ですから、私たちは、これからの時代は「自然素材は当たり前」と言っていいほど、自然素材にこだわっていきたいと考えております。

断熱材にアクアフォームをおススメする理由

水で発泡する断熱材

アクアフォームは硬質ウレタンフォームの特性を生かし水を使って発泡させます。
これによってガスが抜けて性能が下がってしまう事が無くなりました。イソシアネートと水を含むポリオールを混合することで発生する炭酸ガスを発泡材として利用することで、オゾン層破壊や地球温暖化の原因となるフロンを全く使用しない、地球にやさしいウレタンフォーム素材として開発されました。

現場での発泡施工で細かい部分の隙間を解消

アクアフォームは住宅の隅から隅まで家全体をすっぽり覆ってしまう現場吹き付け発泡による断熱工事です。
無数の細かい連続気泡で構成された硬質ウレタンフォームの特性を大いに発揮し、グラスウール10kの約1.5倍の断熱効果を保持しています。また透湿性も低く断熱材内部に湿気を通しにくいため、壁体内の結露を抑制し、建物の耐久性を高めます。

施工事例一覧

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