南向きの家は建てるな!

こんにちは、宮崎です。

突然ですが、「南向きの家は建てるな!」ってわかりますか?

知ってるとか、分かるという方はスゴいです。

大変よく勉強してますね。

何でとか、分からないという方は家づくり相談会まで。

設計士さんでもなかなか知らない人が多いと思いますが、

家は南に向けて建てないほうがいいんですよ。

なぜって?

それは、こんな感じに藻やコケなど生えちゃいます。

原因はいろいろありますが近くに田んぼや川などあれば、

ほぼ生えちゃいます。

で、どうすればいいと思いますか?

どうしようもないんですね、コレが…。

自然現象だから防ぎようがないんです。

一時的な方法では、高圧洗浄などですが窯業系のサイディングなどは

表面を傷めてしまったり、コーキングを傷めてしまったりと

注意が必要です。

なぜ南向きに家を建ててはいけないかというと、

日本は北半球にあるので、北向きの面は、

朝~夜まで太陽光が一度も当たらない面になってしまいます。

太陽光による加熱・消毒の効果を受けられないと、

一年中湿っぽく、特に冬場はジメジメします。

こんな不思議な感じで汚れている外壁みたことないですか?

こんな感じで外壁が汚れていると、

訪問販売の塗装業者が塗り替えませんか?

と、よだれを垂らして言ってくることが多いです(笑)

これは結露による汚れです。

これは、原因を取除かない限り、何度ペンキ塗り替えしても、

同じようにこの模様は現れます。

南向きの家のデメリットは

北面の汚れだけではありません。

例えば、真四角な家だとすると、

北面に日が当たらないということは、

全体の25%の壁はが当たらないのです。

全体の75%しか日が当たらないのに、

南向きの家は日当たりがいい

そう思い込んでいませんでしたか?

じゃあ、家を建てる向きはどこがいいかというと

東南」に向けて建てるのがいいんです。

朝日も、夕日も、南からのポカポカ陽気も、

全ての光が建物の二面に当たるようになります。

当たらない面がなくなるので、採光率は100%。

また太陽光が全面に当たれば、

万が一、外壁に結露が起こっても

太陽の熱で乾かすことが出来る可能性があります。

ちょっとしたことですが、知っていると知らないとでは

出来上がったお家に雲泥の差ができてしまうので注意が必要です。

科学的根拠に基づいた家づくりに興味がある方は家づくり相談会まで。

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