さて今回は、前回の続きです。
貴金属比のもう一つの簡単な使い方を
お伝えします。
これを知っていれば、
家づくりをする時だけでなく、
何かの配置やバランスを検討する時に
感性に頼らず、
良い配置にすることができます。
古来より神の比といわれる「黄金比」ですが、
1対1,618の比率で
例えば、縦の線の長さが10Cmだとしたら
横の線の長さが16.18Cmだと言う比率の長方形が
黄金比[ golden-ratio ]であり、人間の目で見た時に
最も美しいと感じる形と言われてます。
こんな風に、黄金比で考えると自然にきれいに見せることができます。
貴金属比の場合は、
「美しく見せたいから、黄金比でいこう!」
とか
「ちょっと柔らかく見せたいから、白銀比でいこう!」
みたいに、
選択肢を絞ることができます。
ただ、1つ注意していただきたいのは、
高さや位置を決める時は、
周囲の他のものとのバランスも
みてくださいね。
例えば、窓の高さと合わせた方が美しい場合もあるし、
他のものと中心線を合わせた方が
バランスが良い場合もあります。
そのあたりも頭の隅っこに
置いておいていただきながら
貴金属比を活用いただければ、
今までより、ちょっとだけ
素敵な物、配置、バランスになります。
他にもありますが、ご要望があればお話しします。
それでは。
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