さてさて、前回の続きです。
家づくりの正しいステップの3です。
<ステップ3>
「理想の家の大きさと価格を知る」
ステップ1と2をもとに
安全予算から諸費用を引きます。
その残りが建物と土地にかけられる費用となります。
例えば、
頭金と住宅ローンの合計総予算が3500万円、
諸費用が400万円なら残り3100万円となり、
これが土地と建物の予算になります。
土地建物の予算がわかったら、
次に建物を検討していきます。
なぜなら、
土地探しよりも前に自分たちの建てたい建物の大きさと
来客も含めた駐車台数がわかれば、最低何坪以上の土地が必要か?が
判断できるようになるからです。
この場合、間取りや設計のように具体的に考える必要はありません。
どんな部屋が必要で、それぞれ何畳欲しいか?
各階で出していきます。
ここからは多少、設計が分かる人の力を借りた方が楽ですが、
参考までに、
一般的に検討される部屋は
<1階>
・玄関、ホール
・シューズクローゼット
・LDK
・トイレ
・洗面脱衣室
・浴室
・和室
・廊下、階段
などです。
<2階>
・主寝室
・ウォークインクローゼット
・子供室
・トイレ
・書斎
・廊下、階段
・吹き抜け 等
これら各階の合計を出し、
1階部分の大きさ、縦横何メートル必要か?を
はじき出します。
プラス駐車台数(1台あたり約2.5mx5.5m)も
そうすると、最低限必要な土地の大きさがわかります。
ここでちょっと裏技です。
必要な土地の大きさを出す秘密の計算式があります。
私が勝手に作っただけ(笑)なので、
目安程度に考えていただきたいのですが、
その計算式は、
「1階の面積(坪数)x2+5坪=最低必要な土地の大きさ」
例えば、1階の面積が15坪なら
15坪x2+5=35坪 という計算です。
この計算で出てきた土地の大きさは車が約2台程度置ける計算です。
ただ、注意していただきたい点は、
北側道路の土地の場合はこの計算が当てはまらない。
ということです。
土地の北側に道路が面している場合は
計算よりも2~3割広い土地が必要になりますので、
ご注意ください。
自分たちが理想としている建物の大きさが分かると、
建物の予算も出しやすくなります。
住宅会社ごとに、だいたい坪○万円という目安がありますので、
見学会や展示場に行った際に、「この建物はいくらですか?」と
聞くのではなく、「私たちは○坪くらいの家を考えているのですが、
この建物のようなイメージですといくらくらいで建てられますか?」
こんな質問をしていただくと、
自分たちが知りたい建物金額をすることができます。
またまた意外と長くなりましたので、
ステップの4と5は次回にしますね。
楽しみにしていてくださいね~
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