こんにちは、宮崎です。
今日は、デザインについてです。
身近にある物でおしゃれだと思うものや、
美しく感じるものなどで長く愛されているものは、
実はある法則に従ってデザインされていることが多いです。
それは、「貴金属比」というもので、
誰もが一度は聞いたことがあると思いますが
「黄金比」も「貴金属比」の一種です。
貴金属比は古くから人間が美しいと感じる比率として用いられており、
デザインに取り入れればバランス良く、
整った見た目に仕上がります。
例えば、ギリシャのパルテノン神殿やiphoneなどapple社のロゴ
車のニュービートル、などなどが
1:1.618 の比を使ってデザインされています。
そして、貴金属比は建築にとってもとても大切な比です。
戸建ての住宅となると設計者やお施主さんの
なんとなくの感性で作ってしまう
住宅会社や設計者がまだまだ多いのですが・・・
(整った住宅がもっと増えれば
街並みももっと美しくできると思います。)
貴金属比を使って
建物外観の縦横のバランスや
窓の位置、大きさを決めることで、
整った、おしゃれな外観にすることができます。
例えば、窓の大きさは
幅60センチ、高さ90センチの窓が
黄金比に近いバランスになります。
適当なサイズの窓を
自分の感性でバラバラ配置するよりも
バランスが整ったサイズの窓を
適切に配置した方が
美しく、整った見た目になります。
(採光や通風とのバランスもとってくださいね)
そうやって、ルールに乗っ取って作られた外観は
その家の人以外から見ても
「なんとなくおしゃれだな~」
「なぜかわからないけど好き」
と思ってもらえるようになります。
この話はまだ続きますが長くなるので
また次回に。
それでは。
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